現代アートに関する情報など
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グランドオダリスク
ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル。
ダヴィッドのもとで頭角を現し、21歳の時に新人の登竜門であるローマ賞を獲得。その後、芸術の都ローマに官費留学を果たす。
半身を大きく捻り振り返る裸身の女性。肩から腰への曲線は、なめらかさを強調するように表現され「実際よりも脊椎骨3つ分体が長い」との批判さえともなった事で有名な、アングルの「グランド・オダリスク」です。
この絵画は絵の再生、を意味しているのだと思います。絵でしか表現できないもの、表現できない世界、絵の可能性、絵の真実性。情熱が作り出したとてつもなくパワーのある一級品だと思います。
アングルは近現代の画家にも影響を与え、印象派のドガやルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソらにも影響を与えています。
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