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エルヴィン・シュールホフ「五つのピトレスケ」
エルヴィン・シュールホフの「五つのピトレスケ」の第三曲は、全く意味をなさない顔文字と休符だけで全曲が構成された最初の音楽作品である。
というのを発見した。
これらはダダイズム運動が盛んになった1920年代に書かれている。
1917年にマルセル・デュシャンが泉を発表したのもうなずける。
同時期にアルフォンス・アレーの「耳の不自由なある偉人の葬儀のために作曲された葬送行進曲」という、いくつかの空白の小節のみが書かれた作品もある。
ダダイズムは皮肉であり知力であり全力の否定であり全力の肯定であり学問だと思う。芸術の解釈が多様化した昨今、本来の芸術の意味を問いただしてくれる貴重な作品。
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